日本学生支援機構は、主に学生などに奨学金利用を推奨する法人で留学生の支援や外国人留学生の支援を行っています。
学生で進学をしたいけど、資金的に厳しい。
など家庭の事情などにより奨学金を借りることを余儀なくされる方などに支援を行う法人企業です。
そんな日本学生支援機構についてまとめてみました。
Contents
日本学生支援機構の奨学金は?特徴を解説
日本学生支援機構・JASSOの奨学金は、経済的理由で修学が困難で且つ優れた学生に対して学資の貸与を行い、更に経済的・社会的情勢等を踏まえて学生などが安心して勉強などを学べるよう「貸与」又は「給付」する制度のことです。
学生の卒業後に返還された奨学金は、後輩の奨学金として再び活用され、循環していきます。
また、JASSOでは奨学金の返還を遅延すると、本人や連帯保証人、保証人に対し専門の文章と同時に電話による督促を行う場合があるとしています。
日本学生支援機構のスカラネットとは?
スカラネット・パーソナルは、奨学金を貸与・給付中の学生や奨学金を返還中の人が、自身の奨学金に関する情報をインターネット上で閲覧できる情報システムのことです。
貸与・給付期間や月額を確認したり、返還の総額や振込口座の確認が可能となっています。
また、貸与・給付中の人と返還中の人とでは、確認できる内容が違っています。
このシステムで閲覧・確認できる時間は、JASSOが指定したメンテナンスなどの時間を除き、24時間利用可能となっています。
日本学生支援機構上で口座変更はできる?
個人の都合で口座変更をしたい場合は、「振込口座変更届」を各学校に提出する必要があります。原則、提出の翌月から変更されます。
口座解約を前提とした口座変更の際は、変更後に新しい口座に奨学金がちゃんと振り込まれていることを確認してから、解約することを旨としています。
また、各金融機関の店舗の統廃合などといった都合により振込口座が変更される場合は、届け出の必要はありません。手続き方法は、学校担当者に連絡し、「振込口座変更届」を受け取って、必要事項を記入して学校に提出します。
日本学生支援機構で住所変更するには?
現在奨学金を返済中の人は、スカラネット・パーソナルから住所変更の届け出をすることが可能です。
現在貸与中の人は、返済中の人のようにスカラット・パーソナル経由での住所変更の届け出は出来ず、所定の様式を在学中の学校に提出することが必要となります。
また、平成22年度以降採用者については、JASSOに届け出ている住民票の住所から住民票登録住所を変更した場合や、連帯保証人・保証人の住所に変更があった場合、速やかに届け出が必要となっています。
日本学生支援機構で繰り上げ返済できる?
奨学金の全額又は一部を繰り上げ返済したい場合、スカラネット・パーソナルで申込むか、ナビダイヤルに連絡、もしくは「 繰上返還申込書」を文書・FAXでJASSOに送付する必要があります。
また、第二種奨学金を返還中であり、その残額を繰り上げ返済した場合の利息は、その期間中についてはかからず、そのため返還総額にすると、当初に約束していた返還額の総額よりも少なくなります。
また、繰り上げ返済により返還期間が短縮された場合は、支払われた保証金の一部が返って来る場合があります。
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